文章置き

written by古川優菜twitter:)http://twitter.com/fullkota思いついたときに思いついたことをつらつら書くので更新は不定期。
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twitter:)http://twitter.com/fullkota
思いついたときに思いついたことをつらつら書くので更新は不定期。

でけたよー

2時間クオリティのロー夢。
さっき書いたヴィエラでモーグリ(略してヴィモグ!)設定。
黒い子はネロで白い子はビアンカです。
ちなみにイタリア語で黒と白の意味。
名前に悩んだのでぐぐってみたのです。

初めだから結構まじめだけど日常夢を書きたいので次からは多分会話中心になるかと。
次があればね。
ギャグっぽいの書きたいけどセンスがないです先生。


***

とたとた可愛い足音がする。子供が走ってるような足音といえば1人しかいない。それを聞いて、先ほどまで読んでいた医学書を閉じる。とんとん、とノックをした後に船長室の扉をきぃ、と少しだけ開けて、ベポではない白がこちらを覗く。

「きゃぷ、・・・?」
「キャプテン、だ。」
「き、キャプテンっ!」
「良い子だ。」

白いもふもふとした、生き物。それはベポよりもはるかに小さくて抱え込んでもふもふするのにちょうどいいサイズ(ベポは抱きつくのにちょうどいい)。ウサギのようだが、頭に赤いボンボンのようなものがついていたり、背中に小さな翼がついている。何よりも、つたないのだが人の言葉を話すことができる点でウサギとは決定的に違う。この果てしなく可愛らしい生き物、本人いわく、モーグリという生き物らしい。えへへー、と笑うネロは胡坐をかいた俺の膝の上にちょこん、と座った。

「どうかしたのか」
「これ、」

ネロが差し出した紙を広げると絵が描いてあった。モーグリが2匹、手をつないでいる。赤いボンボンや黒いワンピースからして、うち1匹はネロのようだ。クレヨンで描いた割には綺麗に描かれていて、なるほど言葉が通じない時は絵でコミュニケーションをとっていたのだな、とうかがえる。モーグリ2匹の下にはどうやら文字が書かれている、のだが俺には読めない。みみずが這ったような文字にしか見えないが、拙さは感じられず、この文字がネロの母国語なのであろう。そういえばネロは喋る言葉は理解できるが慣れてないらしく単語をぽつりぽつりとこぼすような喋り方だが、文字は全くわからないらしい。今度教えてやろうか。

「ネロ、探す、ビアンカ」
「ビアンカ?こいつの名前か?」
「うん」

ネロが指を指したモーグリは黒い毛並みのモーグリ。ボンボンは紫色で、白いワンピースを着ている。ネロがこの船に乗った理由だ。このビアンカを探すためにネロは旅をしていたらしい。小さいネロにはそんな旅など危険だろう、と説得してうちの船に乗せたのだ(決してベポとネロが揃ったらもふもふで可愛い、とか考えてない、断じて)。

「ああ、見かけたらお前に言うよ。」
「あり、がと!」
「フフフ…」

俺の膝の上で笑うネロがふわふわとして可愛らしく、思わず抱きしめたい衝動が…!やべえこいつまじでかわいい。

「あの、」
「なんだ?」
「こ、これから、お世話になり、ます。」

会心の一撃、だった。
(ぎゅーっ)(「わ、キャ、プテンっ!」)(絶対ビアンカ探し出して2人揃えてもふもふしてやる)(「・・・?」)

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