文章置き

written by古川優菜twitter:)http://twitter.com/fullkota思いついたときに思いついたことをつらつら書くので更新は不定期。
written by古川優菜
twitter:)http://twitter.com/fullkota
思いついたときに思いついたことをつらつら書くので更新は不定期。

「水風呂な」「水鉄砲は?」「ねえよ」

※完全に時期外れ。

「・・・あちい」
「クーラーどないしたんじゃここ・・・死ぬ・・・・」
「壊れた。」
「こんな時期にか!?」
「こんな時期に。」
「あついぜよーあついあついあついあつい・・・」
「うるせえそこに扇風機あんだろ」
「冷たい風じゃなか・・・」
「・・・・はあ。」

申し訳程度に置かれている扇風機に近づいてごろんと寝ころぶと仁は呆れたようなため息をこぼしてこの部屋から出て行った。しつこかったかの。俺もきまぐれじゃが、仁もきまぐれで、嫌だと思ったらすぐに行動に出るナリ。…あーあやってもーた。そんなつもりじゃなかった、のに。自分の頭の悪さに泣きたくなる。テニスで鍛えた腹筋を使ってぐ、と身体を起こしてなんとなく体育座りをして縮こまった。あーあつい。



膝小僧に頭をうずめていると、がたんとドアが動いたような音がした。ああ帰ってきたんかな。それにしてもあついぜよ。顔を上げる気もせん。


暑い暑いうるせえからせっかくガリガリ君取りに行ったのに戻ってきてみると拗ねたらしい雅治が体育座りして静止した状態から動かない。何だこいつ。暑い部屋のせいで異常に溶けるのが速いガリガリ君をべろり、と舐めた。雅治は一向に顔を上げそうにない。んだよ。顔あげろよ。
・・・・・・あ。にやり。こっちを見向きしねえほうが悪いんじゃねえの?
微塵も動こうとしない雅治の背後に近づいてガラ悪くしゃがみこんで、無防備にさらす首をじい、と見た。やべー、うまそーじゃねえの。左手に持つガリガリ君をそこに近づけた。暑い部屋。待つこともなくすぐに溶けていったそれがたらりと重力に負けてゆく。「ひっ」ば、と雅治が顔をあげた。

「な、何するんじゃ」
「わりい、アイス落ちた」
「わざとじゃr・・・ひゃ、あっ」
雅治が言い切る前に我慢できなくなって、座り込んで雅治の体育座りの山に片足を通して、ガリガリ君を持ってない右手でぐ、と引き寄せて抱き込んだ。白い雅治のうなじに乗せた青い液体がつ、と背中に向かって流れていくのを舌で掬い取った。そのままうなじに残っている分もなめとると雅治が小さく喘ぐ。そのまま口を開いて甘噛みをしてやると「んっ、」と思わず声を漏らした。やべーそそる。うなじから耳へ舌先でたどっていく。耳たぶを舐めあげた。「や、めんしゃ、い」やだ。と耳元でささやいてふっと笑うとびくり、と肩をゆらした。相変わらず首筋と耳弱えのな。

「つめたっ、」
「あ?」
「お前さんのガリガリ君じゃ!垂れた垂れた!!」
「あー。忘れてた。」
「・・・もったいないぜよ」
「・・・じゃあどこにかけてほしいんだよ?」←耳元
「た、食べんしゃい!」←強がり


いっぱいぶっかけたら後で風呂な。



(ネタをいただきましたフォロワー様に感謝をこめて。)

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2011.01.23 00:33
優菜
仁王ちゃんの耳に舌突っ込ませるの忘れてたわ。今思いついたんだけど。

私もセンター死んだお(・∀・)

2011.01.22 22:50
ゆた
28282828

あ きいて!センターしんださ!orz

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