抱きすくめられる話。
なんで、どうして、私かて頑張ってるのに。いつものんびりほんわかしてるように見えるかもせえへんけど、本当はしんどいこともあるし、嫌なことも、悲しいこともあるんねん。そういう顔を見せたくないだけやし。わかってるもん、弱みみせたらつけあがるんやろ?せやから我慢してるんやないの。堪えて、何もない振りして、また言われて。でも堪えて。なんでここまで頑張ってるんやろう。何のためやったんだっけ。
体育座りして身体を縮める。涙が誰にも見えないように額を膝小僧にあてて、自分を守る。とんとん、と後ろから足音が聞こえてきて頭をあげた。振り向く前に後ろから抱きすくめられた。「お疲れ姉貴。」
(女の嫉妬は全国共通。遠回しな言葉だって塵積もり山となって崩れるんです。)
体育座りして身体を縮める。涙が誰にも見えないように額を膝小僧にあてて、自分を守る。とんとん、と後ろから足音が聞こえてきて頭をあげた。振り向く前に後ろから抱きすくめられた。「お疲れ姉貴。」
(女の嫉妬は全国共通。遠回しな言葉だって塵積もり山となって崩れるんです。)
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