ユーリ・ペトロフ
眩しい日の光りで目が覚めた。いい天気。でも隣には彼がいない。ため息をついて、ベッドを抜け出す。ぐっ、と伸びをしながら今日一日でやりたいことを考えた。今日はいい天気だからお洗濯はもちろんシーツも洗って干して、お布団も干しちゃおう。・・・朝ごはん、食べずに出ちゃったのかな、ユーリ。少しさみしくなった。起こしてくれればいいのに。彼はいつも気遣って、私を起こそうとしない。彼も私も2人なのに1人で寂しい朝を迎える。この距離感が縮まることは、今のところない。近づくと彼は私からすり抜けていってしまうのだろう。だから私は今日もお掃除をして、お洗濯をして、洗い物をして、ご飯を作って彼を待つのだ。
このまま隣にいるために。
(http://shindanmaker.com/122300 よりお題拝借しました)
このまま隣にいるために。
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