文章置き

written by古川優菜twitter:)http://twitter.com/fullkota思いついたときに思いついたことをつらつら書くので更新は不定期。
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思いついたときに思いついたことをつらつら書くので更新は不定期。

尊さん

(葦中学園にて)
乱闘で吠舞羅もセプター4も闘っている中、ここにいろと言われ教室から見守っているこのもどかしさはたまったもんじゃない。尊も宗像さんと決戦をするらしく、出ていってしまった。やっぱり、わたしはここにいてはだめだ。「ちょ、どこいくんや!」って声が背後に聞こえる中、校庭へ駆けていった。
「「危ない!」」
八田ちゃんと伏見くんの重なった声が聞こえて、はっと上を見上げた。誰かの攻撃によって落ちてくる、大きなセメントだ。馬鹿な私は咄嗟に動くことも能力を引き出すこともできず、ぼんやりと最後に尊を走馬灯のように巡らせた。
八田ちゃん達が何か叫んでいる。きっと「避けろ」とでも言っているのだろう。俯いて、諦めるように「さようなら」と、心で尊に囁いた。しかし今にわたしの頭に落ちようとしていた瞬間、赤いサンクトゥムが私を囲い盾を作り、セメントが砕けて消えた。「死に急ぐな」と聞こえた気がして乾いた笑みが浮かんだ。

(「ばか!おまえ、死ぬとこだったんだぞ!?」「ここはいいからさっさと草薙さんところに戻ってください。つーか邪魔です」「おめえが言うことじゃねえよ猿!!!」)




(尊さん出なかったけど尊さん夢と言い張ります)

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